花粉症
花粉症とは
花粉症は、植物の花粉が原因で生じる季節性アレルギー性鼻炎や目の症状からなるアレルギー性結膜炎が現れます。また、花粉皮膚炎と呼ばれる皮膚症状が出ることもあります。
患者数は年々増加傾向で国民のおよそ42.5%が花粉症にかかっていると推測されています。
とりわけ、全国の森林の18%を占めているといわれているスギの花粉による花粉症の患者が多く、2019年の全国調査ではスギ花粉症の有病率は38.8%と増加傾向にあります。
花粉症の原因
花粉症は季節性アレルギー性鼻炎で体内に侵入した花粉に対して引き起こされるⅠ型アレルギー反応です。
スギやヒノキ、イネ、ヨモギなどの花粉は鼻や目から体内に取り込まれると免疫機構によって異物として認識され、IgE抗体が作り出されます。
IgE抗体は体の中で、アレルギーに関わる肥満細胞にくっつきます。その状態、再度花粉が侵入するとIgE抗体が花粉を抗原(異物)として捉え、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった物質が放出されます。これらの物質が神経や血管を刺激することで花粉症を発症します。
花粉症の症状
花粉症の主な症状は“くしゃみ”“鼻水”“鼻づまり”“目のかゆみ”ですが、年齢、花粉飛散量、曝露時間などによってさまざまな症状がみられます。
鼻のかゆみや頭痛が起きることもあれば、花粉が目に入ると目の粘膜(結膜)でもアレルギー反応が生じることもあります。
そして“目のかゆみ”“充血”“流涙”といった症状も現れます。
皮膚に乾燥や痒みがある場合、アトピー性皮膚炎が基礎にあり、花粉が憎悪の要因になっていることがありますが、近年ではアトピー性皮膚炎の既往のないスギ花粉症患者さんに発症する花粉皮膚炎もみられます。また、鼻呼吸が困難で口呼吸の回数が増えると、口や喉の粘膜が乾燥し口からウイルスが侵入しやすくなり、風邪にもかかりやすくなります。
花粉症の検査
血液検査でアレルギーに関連性の深い好酸球やIgE抗体などを測定します。また、鼻汁の好酸球を顕微鏡で確認する場合もあります。
原因物質を特定するためには特異的IgE抗体測定も行います。そのほか原因として疑われる花粉物質でアレルギー反応が誘発されるかを確かめる検査を行うこともあります。
具体的には鼻の反応をみる鼻粘膜誘発テストや皮膚の反応をみるプリックテスト、皮内テストなどです。
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